土曜日, 5月 27, 2006

三重県志摩地方では「ケンケン」のカツオと呼ぶのだそうだ。
一本釣りで吊り上げたカツオを、丁寧に船にあげて、沖締めした究極のカツオのことだ。
今年は、海水温が低いので、イワシもカツオもあまり捕れないが、サバだけは上がっているときいている。

二尾買ってきてもらって、総勢10数名でいただくことになった。
大きなスチロールの箱に氷といっしょに詰められていたカツオ、さぞ、重たかったことだろうと・・
出刃と刺身包丁と砥石を用意した。
初めてカツオをさばく人もいたが、とても上手でびっくり。
皮をはぐのは、慣れないととても難しい。

それぞれに好きな薬味で刺身をいただいた。そりゃうまいのなんのって・・・
もちろん、カツオあの独特の臭みはまったくない。身はよくしまっていて、口に入れて噛むと、舌にまとわりつくようにほぐれていくと同時にうまみが口いっぱいに広がる。さすがのケンケンであった。
みなの顔が同じように驚きと喜びで満たされてゆくのがわかる。

アラは七輪で塩焼きにして食べたのだが、これがまた、うまかった。中落ち、頭。すべて徹底的に食べ尽くしてしまった。ガスじゃこうはいかなかったと思う。やはり炭火である。
また来年もこの季節に、ケンケンのカツオを是非!!

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