水曜日, 6月 28, 2006

「「6月27日、ニューヨークのニュースクール大学で開催の第3回「Games for Change」カンファレンスがあった。
ダルフール紛争を題材とした「Darfur is Dying」や、中東和平交渉シミュレーションの「PeaceMaker」などといった、無料の教育ゲームの制作者らが人道主義の活動家らと共に集まったという記事がITmedeia で伝えられた。

「Darfur is Dying」では、プレイヤーはスーダンの難民になるのだ。紛争のさなかに放り込まれたプレイヤーは井戸に水をくみに行き、武装集団に包囲された難民キャンプで7日間生き延びなければならないというストーリー。
「Peacemaker」では、プレイヤーはイスラエル首相かパレスチナ大統領になり、政治的交渉から軍事攻撃への対処にわたる、さまざまな状況に対応するというシリアスな内容。

ITmedia News から 」」

現実世界で起きている数々の紛争の当事者になって、疑似体験しようという試みだ。
ニュースだけじゃ、見えてこないなにかが見えてくるかもしれない。
素人がよってたかって取り組むことによって、今の行き詰まり感のある状況に対して、新展開が望める可能性もある。
まさに、オープンソースの流れのひとつだろう。プログラムだけじゃない、世界平和への実現に向けて、その手法をネットボランティアで実現できたらこれはとても興味深い。
このような、世界を変えてしまえる可能性を秘めたICTの使い方がつぎつぎと登場することに期待したい。

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