木曜日, 11月 16, 2006

本日の患者 
SONY VAIO PCV-RZ62 デスクトップ winXP HOME

症状
プリインストール・アプリケーションが利用できなくなって久しい。
「このマシンはVAIOではない」とか、「機種が違う」とかのエラー表示。
ユーザーが自らインストールしたアプリケーションなどは利用可能。

対処
リカバリーを勧める。了承を得て、データのバックアップ、リカバリーと作業を進める。
が・・どうやっても、できない。機種が違うといって怒られて終了。

サポートへ電話。
MBR領域の書き換えがあると、このようの症状が出るという。
たしかに、ネット上にも多数の同様な記述あり。
ユーザーにはまったく覚えがない。

別のXPインストールディスクから「fixmbr」を実行するが、解決しない。
Seagate ZeroFillDrive を施す。丸一日かかった・・・
結果、リカバリー不可。

最終的にメーカー修理 それしかなかった。

意見
ローレベルフォーマットを施して尚、OSのインストールが出来ない仕組みを作り上げて販売しているメーカーはまったく信用できない。膨大な手間と時間を無駄に浪費させられ、実に不快である。

すぐに元通りにリカバリーできるところは、メーカー品のメリットのひとつだろう。
なのに、それができない?!
作業用補助ツールも公開されていない。
メーカーの権利を守るために作られた仕組みがユーザーの権利を踏みにじっている。SONYという会社の傲慢な態度、姿勢がみてとれる。

再び同様の自体が生じたときにどう対処すればいいのか。そのたびにメーカーに修理に出せというのか。
また、HDDを交換すると自力でリカバリー出来なくなるということでもある。そんなPCが存在するとは驚きである。

かつて、β、8mmビデオ、MD-DATAなど新しい企画の製品を世に出しては、あっという間に消し去ってきたSONY、もともとユーザにフレンドリーな会社ではない事は知っている。
いったいどれほど大勢の人々が泣かされてきたことか。
しかし、これほどにひどいとは・・・はずかしくないのか・・

こういったごたごたの後始末は、高給をもらってる開発の人間や、製品にゴーサインをだしたえらいさんたちではなく、安い給料で雇われているであろう、サポート窓口の人たちである。
立場は弱いだろうから、上に文句も言えずに、ただもくもくと業務をこなしているのだろう。
まったくうまい仕組みを作ったものだ。まいった、まいった。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム