金曜日, 2月 14, 2014

<<オールドなPCをどないかできないかプロジェクト第5弾>>

マシン:SONY PCG-V505S/PB ラップトップ

OS:WindowsXP-pro,Puppy Linux 5.7.1 JP デュアルブート(すでにPuppyをフルインストールした。)

eth0 有線LANの設定は問題なく簡単にできてしまった。
wlan0 無線LANの設定はまだできていなかった。
アクセスポイントはWPA2

・準備
HardInfoでネットワーク装置を見てみると、PCI Device に「Network controller」とある。
内容は、「Intersil Corparation ISL3872 [Prism 3](rev01)」という表示。mini-pciカードのパーツのようだ。

端末urxvtから、
# hostap_diag wlan0
NICID: id=0x8022 v1.0.0 (PRISM III Mini-PCI (SST parallel flash))
PRIID: id=0x0015 v1.1.1
STAID: id=0x001f v1.5.6 (station firmware)

このヴァージョンのファームウェアではWPA2には対応していないらしいことが分かったが、なんと、Intersilのprims3はファームウェアの書き換えで対応可能という記事を発見。

**作業は、flashの書き換えになりますので、失敗すると取り返しがつかないことになりかねません。言うまでもなく試すなら自己責任ということでお願いします。リンク先の記事は英語ですが、よく読んで試すことをお勧めします。

・作業
1.hostap-utils_0.4.7 インストール(パッケージマネージャーから)

2.http://linux.junsun.net/intersil-prism/firmware/ から
http://linux.junsun.net/intersil-prism/firmware/1.8.2/PK010101.HEX
http://linux.junsun.net/intersil-prism/firmware/1.8.2/SF010802.HEX
をダウンロード。1.8.2がWPA2に対応してよさそうだった。

・端末urxvtから、上のふたつのHEXファイルを入れたディレクトリで
# prism2_srec -v wlan0 PK010101.HEX SF010802.HEX
*****
Total data length: 66618
OK.

よさそうだったので。いよいよ本番。
# prism2_srec -v -f wlan0 PK010101.HEX SF010802.HEX
*****
Downloading to non-volatile memory (flash).
Note! This can take about 30 seconds. Do _not_ remove card during download.
OK.
Components after download:
  NICID: 0x8022 v1.0.0
  PRIID: 0x0015 v1.1.1
  STAID: 0x001f v1.8.2

うまくいった様子。STAIDが更新されている。
Puppyを再起動し、インターネット接続ウィザードで設定。ワイヤレスでスキャン、APを探し出し、WPA2を選び、制限とし、Keyを入れて試すと成功。よかった・・・すごいね、Puppy!

参考にしたサイト:
http://linux.junsun.net/intersil-prism/ :Mini-howto on Flashing Intersil Prism Chipsets

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