日曜日, 12月 21, 2014

<OpenOffice4.1.1を利用して年賀状の宛名を差込印刷する> その3

6.差し込み印刷ウィザードを開始する。

[ツール]-[差し込み印刷ウィザード]
  1.開始ドキュメントを選択=現在のドキュメントを使用
  2.ドキュメントの種類を選択=レター
  3.・・・
  4.・・・
  5.レイアウトの調整
  6.ドキュメントの編集


7.郵便番号のフィールドについて調整など

「差し込みウィザー」ドのウィンドウをずらして背景のはがきが見えるようにする。
(「<」や「>」をクリックして「宛先」の番号を変えると表示内容も変わる。)
そこで、下方の「ドキュメントの編集」をクリック。
すると、ウィザードウィンドウは小さくなり、はがき文がよく見えるようになる。

[表示]-[サイドバー]で、右側にサイドバーのプロパティーを表示させる。
郵便番号の枠内の7桁の数字を選択する。(薄青い帯の選択モードに変わる。)
「テキスト」の文字サイズを18か20、「文字間隔」は「広く」「11.0pt」など、
必要に応じて「枠」そのものも移動して、背景の郵便番号枠に合うようにする。
(枠線をクリックして緑色の四角形の枠を表示させ、
マウスでドラッグするか、「Alt+矢印キー」で移動させる。)

8.住所や宛名などの調整

こちらも、フォント、文字サイズ、配置の微調整、あるいは敬称の追加などを行う。

「差し込み印刷ウィザードに戻る」をクリックする。
他のデータで不具合がないか一様確認。
(細かなところは個別にあとで変更可能である。共通箇所は今のうちに直したほうがよい。)

9.差し込み印刷データの作成と保存と印刷

「差し込み印刷ウィザード」ウィンドウ

  7.’ドキュメントの個人設定’をクリックすると、差し込み印刷の内容が作成され表示される。

    「個々のドキュメントを編集(E)」をクリックすると個別に編集できる。

  8.「開始ドキュメントを保存」(現在のドキュメントを保存する)をクリック
    名前をつけて「保存」

更に必要であれば、個別に編集する。

[書式]-[ページ]で背景タブの「様式」を「色」に戻しておく。(背景のはがきが見えないようにする)
プリンターの用紙などを設定して印刷する。

※ なぜだか、ページが2倍出来てしまう・・1ページおきに白紙のページが出来てしまう。
印刷のときに奇数ページだけを印刷するようにする必要があった。

・・やれやれやっとできた・・・

おわり



フォントはいろいろ使えるようだし、表示も変になったりしない。一度覚えてしまえば結構便利かもしれない。











<OpenOffice4.1.1を利用して年賀状の宛名を差込印刷する> その2

4.「フィールド」を設定する。

[挿入]-[枠]をクリック、オプションタブの「属性」「文字の方向」は「左から右へ(横書き)」
折り返しタブの「プリセット」は「折り返しなし」が無難
外枠タブは「線」「形状」を「-なし-」とする。
で、「OK」

緑色の小さな四角形に囲まれた「枠」内にカーソルを重ねると、十字矢印になるので、ドラッグして郵便番号の枠に移動。
隅の緑色の四角形をドラッグして、大きさを整える。

一旦「枠」の外側をクリックして、「枠」の選択を解除すると、緑色の四角形が消える。
この状態で、「枠」内をクリックすると、カーソルは「|」と形を変えて点滅し、枠内の入力モードになる。
[挿入]-[フィールド]ー[その他]
データベースタブで、「フィールドタイプ」は「差し込み印刷フィールド」を、
「データベースファイルを追加」では、「検索(A)」をクリックして、先に作成した住所録を選ぶ。
すると、「データベースの選択」に住所録が表示されるので、先頭の十字ボタンをクリックして
内容を展開し、「郵便番号」をダブルクリック。または、一番下の「挿入」

※ フォントサイズや文字間隔の調整は差し込み印刷のときに行う。

次に、「枠」外でクリックして、本文に「-」状のカーソルを点滅させた状態で、
(つまり、枠を使わずに本文にフィールドを設ける)
[挿入]-[フィールド]-[その他]
今度は、住所と宛名などを選ぶ。
それぞれの文字サイズ、フォントや、配置を調整する。(詳細は省略)
あて先の下に「様」などの敬称が必要な場合はここで行うとよい。あとでもできるが。

5.差出人の入力
「枠」などを利用して入力するといいかも。


つづく・・

<OpenOffice4.1.1を利用して年賀状の宛名を差込印刷する> その1

1.住所録(データ)を作成する。

Calcを起動して、1行目に項目を入力。
例)宛名、連名、郵便番号、住所1、住所2、会社名、役職名など

データを入力する。(郵便番号はハイフンなしの7桁を入力しておく)

必要なデータ範囲を選択して、[データ]-[範囲の指定] 
データ範囲の指定ウィンドウで名前を入力して「追加」。下方の「範囲」にデータの範囲が表示される。

(複数のシートでも差込印刷が可能らしい。)

[ファイル]から[名前をつけて保存]

2.はがき表面をスキャナーで取り込む。某所で紹介されているようにしないとあとあとがうまくゆかない。1170x1748px、300dpi

3.Writerでページ背景を設定して印刷したものと、実物のはがきの郵便番号枠のずれがないか確認し、あればはがき画像を調整するなりする。
(はがきサイズの普通紙に印刷したものを、本物のはがきに重ねて光に透かして見るとよいかも)

Writerを起動する。
[書式]-[ページ]から「ページスタイル:編集」ウィンドウが開くので、「ページ」タブの「幅」を「10.00cm」、「高さ」を「14.80cm」とする。「余白」はすべて「「0.00cm」、「文字の方向」は「右から左へ(縦書き)」
(設定した余白は印刷範囲外です。という警告が出るが無視。)
「背景」タブの「様式」を「図」に変更。「ファイル-選択」ではがきの画像を選択する。右側にプレヴューが表示されるので、OK。

この状態で、はがきの大きさの用紙に印刷してみて、実際のはがきと比べる。

つづきはまた。